【DnD5e】火の玉がめちゃくちゃ強いゲームの紹介
初めまして、特技はタップして緑マナを増やす事で、嫌いな物は赤1の2点バーンです
今回は、ダンジョンズ&ドラゴンズ第5版(以下DnD5e)のお話をします。
最近はもっぱらこのTRPGをやっていて、面白いので共有できればなあと思った次第です。
玄人志向なゲームなのかなぁという印象を受けている人も少なくないとは思うんですが、実際の所かなり初心者にも優しく、上級者には歯応えのある作りをしているTRPGです、それでは行きましょう!わーい!
もくじ
DnD5eって?
RPGという言葉の語源になったTRPGであるDnDが版上げ(アップデート)を繰り返し、その最新バージョンがDnD5eという今回主題のゲームです。あぁ!
”RPGという言葉の語源になった”というのはそのまま、このゲームが世界で初めてのRPGという事。
版上げというのは、ソードワールド2.0が2.5になったように、DnD無印があり、DnD2になり、DnD2.5になり...といった風に、時代と共に更新され続けてきた、という事ですね。
DnDは版上げの度にゲーム性を大きく変更して来ており、4版はさながらかなりタクティクス面に寄った混み入ったゲームだったというのが風説ですが、その点DnD5eはかなりカジュアルに遊べる様に作られていると感じます。
かなりお堅い玄人志向なゲームの印象を受けがちのDnD5eですが、その実は現代に則したアップデートを繰り返し、煩雑になりがちな判定周りはかなり軽めなゲームシステムになっているんだなぁ...という事ですね、やっぱりウィザーズは凄いなぁ!
どういう雰囲気なんや?
仄暗さを帯びた95%ハイファンタジーです。
...このゲーム、ルルブ単体では背景となる世界設定はほぼ記載されておらず、DM(ダンジョンマスター、DnDではGMの事をDMと言う)の裁量に全て委ねられています、DM用ルルブで初っ端「取りあえず君の世界を作ろう!」って言われますからね、これがウィザーズか...
ですが度々、サプリメントや小説などで公式からの背景設定の提示があり、その設定をベースに遊ぶ方々を多く見かける印象です。
中でもファンタジー的な背景設定として知られているのは、後述のDMG内でも例として紹介されているフォーゴトン・レルムという背景設定が、癖がないファンタジー世界で扱いやすいので、多くの人に愛され、シナリオの舞台として使われている印象です。
”仄暗さを帯びている”ってどういう事なの?というと、炉端の酒場でエールを頼んだとすれば、SW2.5はちゃんとした麦を使ってくれてていい感じに美味しいと思うんですけど、DnD5eはエールをちょっと水で薄めてて、でもそれなりに酔ってる満足感は得てほしいからアルコールを直で足してるけどDnD5e世界観で生きてる人はそれに気付く雰囲気すら無くグビグビ飲んでそうというのがエルフの偏見です。
...色々脱線しましたが、ルルブに背景設定が無いので基本的にはDMの裁量だけど、公式から出されている世界観設定もあるよ、そこを汲み取るのであれば凄くキラキラしてるファンタジーとはちょっと違うし多分その辺の配管にネズミ住んでたりすると思う、という感じですね、もちろんDMの裁量に依る所が大きいですが!
色々あるのは分かるけどその中でも面白いと思ってやってるの?
キャラビルドと戦闘...(笑顔)
戦闘面は、ファイアーエムブレムの様な戦闘、と言えば分かりやすいのではないでしょうか。
スクエアマップを使って戦うのですが、マスゲームが嫌いな人間なんてこの世にはいませんからね、楽しいです。
DnD5eにはクラスの中でも類型というものが存在し、これは同じファイターでも、純粋な闘士に育つのか、戦技の達人と成るのか、はたまた秘術(魔法)を扱う騎士となるのか...という分岐をシステム側で補強してくれているものです。
ここは選択ルールではあるのですが、多くの特技によって、純粋に防御力を高めるも良し間合いを伸ばすも良し味方を守る術を覚えるも良し命中を犠牲に火力を底上げするも良し逆に攻撃時ダイス2個触れるようにして命中を上げる特技もあり...
更に更に選択ルールではあるのですが、マルチクラスを採用する事によって、DnD5eキャラビルド界はまだ見ぬ魔法スロットバグを引き起こしてしまう領域に突入するんですね。
かなりキャラビルド面で分岐が用意されており、ビルドを作るのが本当に楽しいです。
マジに無限過ぎて自分も詳しいと胸を張って言える訳ではないのですが、この辺は短評シリーズ的な物をチーズ牛丼でも食べながら別途で何か書きたいな...と思ってます。
やるに当たって何を買えばいいの?
DnD5eくんは産まれつきルールブックの数が多く、何を買えばいいかイマイチ分かりません、エルフもそうでした。
ここでは基本となるルールブック3種と、スターター・セットの紹介をします。
プレイヤーズ・ハンドブック(PHB)
プレイヤーズ・ハンドブック、略してPHB。
その名の通り、PC用のデータが収録されています。
キャラクターの作り方から、クラス、装備、魔法といった、貴方だけの冒険者を作るのに欠かせないデータが盛り沢山です、本当に多い...。まぁちょっと...参照性悪かったりするんですけど...ウィザーズ...?
これを持っておけば、DnD5eにプレイヤーとして参加する事が出来るでしょう。
ダンジョン・マスターズ・ガイド(DMG)
ダンジョン・マスターズ・ガイド、略してDMG。
その名の通り、DM用のデータが収録されています。
戦闘ルールとマジックアイテムが大きなウェイトを占めており、他には世界の作り方や、神々の紹介やダンジョンの作成ハウトゥーなど、冒険者達が歩む世界を彩る為のテキストが盛り沢山です。
これともう一冊合わせる事によって、DnD5eをDMとしてプレイする事が出来ます。
モンスター・マニュアル(MM)
モンスター・マニュアル、略してMMなんですがこれを略してる人を見た事がありません、上二つはあるんやけどなぁ...
その名の通り、モンスターデータが収録されています、それしか収録されてません。
背表紙に❝DnDの長く豊かな歴史から集められた、よりすぐりの精鋭達❞と書かれている通り、350超のページ数全てにモンスターデータがびっしりです。
排水溝に住む虫から、世界を掌中に収めんとする大魔導士まで、様々なモンスターが敵として、時には味方として、時には間接的に、時には舞台装置として、貴方の世界を彩ってくれることでしょう!
DMGとMMを組み合わせる事で、あなたはDMとしての役割を完璧に遂行する事が出来ます、やったぜ!
スターター・セット(SS)
スターター・セット、略してSSですがもうここまで来ると惰性で略してる感出てますね、パスピエの曲か何か...?
スターター・セットはルルブ一冊よりも安価で、DMとPC共にレベル1~5のDnD5eを楽しむ事が出来ます、お試しセットみたいなものですね。
簡易版ルールブックと各種ダイス、スターター・セット内容物の癖に割と殺しに来てるアドベンチャー(シナリオ)、キャラクターシートが付いてきます。
オフセで皆と始めたいけど急にルルブ買うのも...という人におすすめ出来ますね。
ベーシック・ルール
http://hobbyjapan.co.jp/dd/news/basic_rule.html
ベーシック・ルール、略してBRですね、最後まで略して言える事に誇りを感じます
これはHobby Japan公式が無料で公開しているルールブックです。なんで...?
勿論、PHBやDMGに比べれば公開範囲は凄く限られていますが、記載されている内容のレベルは1~20で、一応高レベルもやれてしまいます。なんで...?
もう本当にお試しのお試し、浅瀬どころかその前の砂浜で戯れたいぐらいの気持ちで触ってみるにはこれ以上ないツールなのではないでしょうか、DMが出来る人は布教用にも使えて良いですね。
まとめ
- 昔々、DnDというTRPGが産まれて凄く進化したゲームがDnD5e
- ルールはシンプルながら戦闘やキャラビルドは選択肢が多くて良い!
- PLでプレイしたければPHB、余裕があればDMGを買おう!
- DMでプレイしたければDMGとMMを買おう!
- お試しプレイであればスターター・セットかベーシック・ルール!
- ウィザーズが想像してるエルフ、中々クレイジーだと思う
如何でしたでしょうか。
自分が最近もっぱらDnD5eをプレイしてるので、面白いなぁと思った部分を共有したいと思った次第です。
ソードワールドに比べるとルルブの値段も高額で、手が付けづらいのは確かですが、RPGの原点より時代の流れに洗練され続けたTRPG、是非一度触れてみてほしいものです、俺もやったんだからさ!へーきへーき!怖くないって!
それでは。