非電源紀行

SW2.5(2.0)とボードゲーム。

【ソード・ワールド2.5】世界観を助長するフレーバーアイテムの話

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初めまして、興味本位で万年筆を買ってインクをブチ撒けた経験、誰しもあると思ってます。ありますよね?あるよな!オッケー!

 

ツイッターを眺めていたら、凄く同感出来るツイートがありまして、要約致しますと

 

  • 戦闘や探索に影響が薄い魔法のアイテムが充実してるのって良いよね...減らないチョーク、インク不要の羽ペン、尽きない水差しとか...良いよね...。
  • シナリオに依っては多少役立つけど、特に自分のPCがそういうものを扱っているのを想像すると、良いよね...。

 

そう!そうなんだよな~~そういう小道具をさらっと扱う感じが、ファンタジーなんだよな~~~~~~~」と、ソードワールドプレイヤーの皆様的には、大いに同意出来るツイートではないでしょうか。

 

という訳で今回は、オリジナルの魔法フレーバーアイテム作ってみない!?という話

...の前段階として、フレーバーアイテムの説明です。

 

 

 目次 この記事では、SW2.5 基本ルールブックⅠのデータを参照します。

 

 フレーバーアイテムってなんなの?

 フレーバーアイテムとは、演出用のアイテムであり、戦闘や探索に於いてはPC達にさほど有益でないアイテムの事を言います。

 

sw2.5で言うと、p320~323に記載されているアイテム群が、基本的にそれですね(勿論、食料や松明などは明確な用途があるので言い切れない。)

 

先述した通り、戦闘や探索には基本的に有益なものではありませんが、ロールプレイをより濃いものにしてくれます。

 想像してみて下さい、依頼を受ける道中、野営しているパーティーの姿を...。

 

冒険者セットから取り出した火口箱と、適当に集めた木の枝で、火を起こす。テントも張り、野営の準備は完了した。

 

プリーストは、戦闘ではパーティーを回復魔法で支え、冷えた夜には調理道具セットを使い、普段は保存食ばかりのしけた夕食を、豪勢な食卓へと変える。これには皆も大喜びだ。

 

ソーサラーは、魔法を自在に、かつ繊細に扱わなければならず、集中力を絶やさない為にも、夜はお気に入りのジャスミンティーを飲まないと落ち着きません、ルーティーンなのかも。ティーセットだっていつも持って来ています。せっかくカップも四人分あるから、食後に皆にも分けてあげようかな...。

 

 普段は巨大なウォーハンマーを振り回す幼女の見た目をしたファイターも、夜はお気に入りのぬいぐるみを抱かないと落ち着かない。ソーサラーから貰ったジャスミンティーを美味しそうに飲みながら、ぬいぐるみと話しています。おっと、ぬいぐるみはジャスミンティーを飲まないぞ。

 

...そんな光景を傍目に、セージはその日あった様々な事を羽ペン羊皮紙にしたため、今後の研究に活かす事でしょう。「ジャスミンティー、マジうめぇ」ってねーーー。

 

で?

上項で、初心者の方も、フレーバーアイテムがどんな感じかというのをお分かり頂けたと思います。多分。

 

こういうRPが捗る系のアイテムは、フレーバーアイテムかどうかに関わらず、SW2.5をより楽しくするものであるという事は、疑う余地もないでしょう!

前に紹介した<悪魔の血盤>なんかは、戦術面のアドバンテージも、RP面のアドバンテージも得られる、最強のアイテムと言っても過言では無い。

 

eto13.hatenablog.com

 

まとめ

  • フレーバーアイテムはRPを盛り上げてくれる良いアイテム
  • 自PCのキャラ付けにも使える。良い。
  • 買い過ぎて本筋の戦闘や探索に支障出すのはアカンで工藤。

 

という訳で今回は、フレーバーアイテムのお話でした。

 

次回はこの話を前提に、オリジナルの魔法フレーバーアイテム、どう?というお話をちょっとしたいな、と思います。

 

何度でも書き直せる羊皮紙、魔力で動くチェス駒、周囲の温度で変質する布なんかも面白そう。自動整頓の本棚とか現実でほしい。

 

それでは。