【ソード・ワールド2.5】マギテック(魔動機師)について短評を ～ルルブⅠ

初めまして、この短評シリーズも終わりが近づいてきましたね。

今回は、ルルブⅠまでのマギテック、及びマギテックシューターについて短評して行きたいと思います。

この技能は非常に特殊な技能なので、話す事も多め。早速見て行きましょう。

ここに書いてあるのはあくまで一例です、これ以外を否定するものでも無ければ

あくまで一個人の考え、感想程度のものです。堪忍やで！

 もっもっもっ　もくじン。

マギテックの概要

マギテックは、魔法使い系A技能に属する技能です。

魔道機術を扱う為の技能であり、この技能を扱う人を魔道機師と呼びます。

魔道機術を使うには、マギスフィアという魔法の品を扱う必要があります。

魔道機術には、【マナサーチ】や【フラッシュライト】、【ノッカーボム】や【ジャンプブーツ】など、探索に便利そうなメカメカしい魔法もあります。

探索面の魔法の幅が広く便利なのですが、攻撃面の魔法を見ると、【ソリッド・バレット】に代表される、銃を使った魔法が多め。

銃を扱うには、シューター技能がなくては成立しません。(命中判定をシューター+器用Bでロールするため)

つまり、真価を発揮するには、シューターと併せて使用する事が、ほぼ必須と言えます。

代表的な組み合わせは、マギテックシューター(魔道機師+射手)のビルド。

近代技術である≪ガン≫と、研ぎ澄まされた射手の腕が合わさったビルドです。

見て行きましょう。

マギテックシューターについて短評を

マギテックシューター(以下マギシュー)は、マギテック(魔道機師)とシューター(射手)を組み合わせたビルドです。

他で言う所の神官戦士の様なものですが、神官戦士は、ファイターもプリーストも、それぞれ一つの技能だけで機能します。

ですがマギテック自体が、他の技能を補佐する様な側面を持っている上、マギテックとシューターの噛み合いは神官戦士のそれと一線を画します。

マギテックの≪ガン≫は、高火力且つ、防護点を貫通するが、命中させるにはシューター技能が必須になってくる。

シューターの≪ボウ≫に代表される武器は、安全圏から火力を出せるものの威力が低い。

この二つが合わさればどうなるか...そう、安全圏から防護点無視で高火力ぶっぱしてくる驚異的なガンマンが完成する訳です。どこぞのリンゴとパイナップルとペンより相性が良いな

ですが、二つの技能を取る事が必須なので、経験点のやりくりには苦労しそうです。

他の技能との比較

ここで比較に挙げるべきは、ソーサラー、コンジャラー、プリーストの魔法使い系技能です。

中でも、火力を出す事を主な役割にしているソーサラーとは、戦闘面では競争関係にあるでしょう。

ソーサラーとマギシューが他と最も違う点は、ソーサラーが行使判定で対抗するのに対し、マギシューは命中判定で対抗する事です。

これは大きな差異があり、【セイクリッド・ウェポン】のバフや、相手の命中デバフなどの恩恵に、魔法職ながらあずかれます。

加えてマギシューは、【ショットガン・バレット】や【クリティカル・バレット】など、火力増強の手段も豊富で、クリティカルも狙い易いです。

ですがソーサラーも、【ライトニング】等の強力な魔法を始めとし、SW2.5では≪バイオレントキャスト≫が追加されたりと、負けてはいません。

が、マギシューは二つの技能を有する事が前提である為、経験点が重い！が、まだオプションという、マギシュー及びマギテックを更に強力にする要素が実装されていないという事も加味出来ます...！熱い戦いやなこれ！もう好きな方使え！な！

オプションってなんだよ

オプションとは、SW2.0であったシステムです。

魔道機術を、マギスフィアにオプションとして設定する事で、その魔道機術が強化されるというシステムなのですが、現在のSW2.5では未実装。気長に待ちましょう。

オプションが来たら、クリエイトウェポンフェンサーやりてえな～俺もな～

有用な魔法達　マギテック編

ここでは特筆して有用な魔道機術を紹介します。

マギテックとマギテックシューターに分けて、ご紹介します。

【マナサーチ】

発動するとGMが「うげっ」って顔する時がある魔道機術。

探し物をするシナリオだったりすると、道中の判定を大幅にカット出来たりするが、頑張ってGMがそこに至るまでの判定とかを考えてくれてるかもしれないので、使い時には注意しよう。

【エフェクトウェポン】

選択した武器に属性を一定時間与える魔法。

これの良い所は、相手の弱点を突ける時がある事で、炎弱点が判明している相手に対して等、有効な場面は多いです。

何気に物理ダメージも向上するので、覚えておいて損は無さそう。

【クリエイトウェポン】

めっちゃかっこいいやつ。

オプションが実装されていないので、まだこれを軸にビルド出来るほどのパワーは無いのですが、オプションが実装された時が、こやつが陽の目を見るタイミングでしょう。

有用な魔法達　マギシュー編

では、こちらではマギシューで有用な魔法達を紹介します。

技能二つに経験値を割く価値があるほど強力なものばかり。見て行きましょう

【ソリッド・バレット】

補助動作で行える、弾丸を制作する魔法です。

マギシューの基礎になる魔道機術と言っても過言では無いでしょう。

魔法ダメージを与える、と記載されてあるので、これは防護点を無視してダメージを算出できます。つええ！

【クリティカル・バレット】

上記の強化版です。

これでな...回った時の爽快感がな...すごいねん...

【ショットガン・バレット】

ショットガンの様な範囲で攻撃出来る弾丸を作る魔道機術ですね。

今は2H限定ですが、前はショットガンの弾がデリンジャーから出ていました。

...と、若干の弱体化は喰らっているものの、範囲攻撃に乏しいマギシューでは、お世話になる事は多そうです。

【クイックローダー】

上記の様な強力な弾丸達をぶん回す為にある魔道機術。以上！

【ターゲットサイト】

標準機を作る魔道機術、よくタゲサと略されていますね。

マギシューは、常にマギテックを上げるかシューターを上げるかという点で苛まれるのですが、シューター上げをサボった時はお世話になりますね。そうでなくてもお世話になる。タゲサ最高。

まとめ

• ラクシアのメカ担当、マギテック。
• そんな近代技術と射手の融合、マギテックシューター。
• 探索面が色々出来て便利、マギシューだと戦闘面もばっちり。
• マギテックを十全に活かすなら、シューター技能がほぼ必須

如何でしたでしょうか。

マギシューの、「当たれば防護点を無視した弾丸が飛ばせる」というのは、高レベルになればなるほど強力になってくるので、今作も強力なダメージディーラーとして活躍しそうな予感がします。

ソーサラーともコンジャラーとも一風違った、魔道機術、試してみてはいかがでしょうか。

それでは。